2018/8/3

塩って悪いもんじゃないよ!

こんにちは!!院長の伊藤です☆
 
 最近暑さもあり頻繁に塩分摂取と言う言葉をよく耳にしますよね?
ですが、世間は空前の減塩ブーム・・・・・どっちやねん!!と思っていませんか?
私自身の見解としては塩分摂取は賛成です!!なんでもかんでも減塩すりゃいいってうわけではないですし逆にそれが高血圧などの健康を害する要因に繋がっていたらどう思いますか?
そんな訳で今日は「塩分」についてのコラムです☆
 
 最初に、塩の作られ方にはグレードがあります!!
「イオン膜<立釜<逆浸透膜<天日」といった具合に製法があり、なるべく天日に近い製造法で作られたものを取るようにして下さい!!!パッケージなどに必ず製造方法が書かれているのでこれを覚えておくとその塩のレベルが分かります!(^^)!なるべく良い物を取りたいものですね!!!
「塩 製造方法 逆浸透膜」の画像検索結果
 
 
 もともと我々東北人は塩分摂取量がなぜ多いのか・・・・・寒いからです笑
塩には実は体温を上昇させる効能があります!!なので寒い東北地方の方々は塩分をしっかり摂って体温を上げて生活するいった恩恵を生かしながら今まで生きてきました!!
体温の上昇は免疫力上昇なのであらゆる病気から我々の体を守ってくれるのです☆
なのに最近では高血圧予防として減塩を過度に推奨してますよね?はっきり言って塩が原因で血圧が上昇するのは一時のものです!!
塩分の浸透圧(水を吸い集める力)の作用で血管内の容量が増えただけなのでそのうちすぐおさまります(^_-)-☆ちなみにこの浸透圧が関係するからこそ暑い日は塩分を取って体に水を貯えようとするわけですね♪
そして、塩分摂取量が多い東北人が高血圧の日本ランキングで上位を占めているかと言われるとそうでもないんですね実は(;^ω^)なので一概に「塩分=高血圧」というわけではないですし減塩のせいで高血圧になってしまう事も大いにあります!!!人間はもともと海の生物です、なのに体から海の成分である塩分がなくなる事は体にとってはおかしな話ですよね?急に空気がなくなるのと一緒です(笑)
 
寒い➡体温低下➡血圧上昇(体温を外に逃がさないシステム)➡減塩➡体温低下➡更なる血圧上昇・・・・・・・・・と言った無限の悪循環が出来上がります!!!
体の塩分濃度が過度に下がると、頻尿・嘔吐・下痢といったふうに体から水分を排出して体内塩分濃度を濃くしようといった「自発的脱水」を起こすことも分かっています!!
 
このような事から塩分は摂取して気持ちいいぐらいの量を適度に摂取した方が良いのです!体には塩分を調節する高度でハイテクなシステムが兼ね備えられてるのですからそこまで減塩を過度に気にする必要はないと思います!!!
塩にはまだまだたくさんの信じられない効能があるので気になる方は調べてみるか当院に来た際に聞いて下さい(#^^#)
「味塩(アジシオ)」・・・・・これは正式には塩ではありません。塩化ナトリウムと言うまがい物でミネラル(Mg)は入ってません。グルタミン酸(人工的)が添加されたあまり体にはよくない物なので塩分摂取はなるべく天日塩か岩塩など自然のものを選びましょう♪
 
「減塩が病気を作る」の画像検索結果←当院に置いてますのでご覧下さい