2019/1/18

「疲労」の正体

どーも、院長の伊藤です!!!
みなさん、よく疲労って言葉を耳にしませんか?
この現代ストレス社会で疲労とは無縁だってう人ってまずいないんではないでしょうか?笑
 
今日はその「疲労」とは何ぞやということを説明していきます☆
「脳疲労」の画像検索結果
まず疲労にも種類がありますよね?
・運動をして疲れた
・仕事をして疲れた
・気を遣って疲れた
などなど色々な意味合いがありますが大半のものは「脳疲労」と言われるものになります!
 
「脳疲労」・・・・・・読んで字の如く脳が疲れていることなんですが、脳疲労が起きているとあたかも体が疲れているという感覚(幻のような感覚)になるんです(;^ω^)
分かりやすく運動をテーマに説明しますと、
運動⇒自律神経(体温調整・血流調整など)の亢進⇒脳内の活性酸素(細胞から電子を奪って機能させなくする)上昇⇒脳内の酸化ストレス(細胞が機能しない。錆びのようなもの)⇒脳疲労⇒眼窩前頭野(脳の中)⇒体の疲労感を感じる
と言ったような過程で「疲れた~( ;∀;)」と認識します!!!
「脳疲労」の画像検索結果
 
つまり、体が疲れているわけではなくて、元をたどれば脳が疲れているのです!!!
なので疲れがなかなか抜けないという方はまず体をどーこーする前に脳を労わってあげましょう♪
じゃー実際にどうすればいいかと言いますと・・・・・・脳内で発生している活性酸素を除去する抗酸化物質を取り入れればいいわけです☆そこで登場するのが「イミダゾールペプチド」と言われる栄養です(^^)/
「イミダゾールペプチド」とは回遊魚の尻尾付近や鳥の胸肉に多く含まれている抗酸化物質で脳の活性酸素に集中砲火をしてやっつけてくれます!
他の抗酸化物質は体のありとあらゆる場所の活性酸素を除去しながら体を巡っていくので脳に作用する頃には物質量はほぼなくなってしまいます!ですがイミダゾールペプチドは体に入って小腸で「ヒスチジン」と「β―アラニン」と言われる物に分解されます。そして脳や筋肉に運ばれるとこの2つの成分は合体して再び「イミダゾールペプチド」になり脳に直接効果を多大にもたらしてくれるのです!(^^)!つまり、脳にピンポイントで働くという事ですね(*'▽')
 
ちなみに、仕事後の運動は疲れが吹っ飛んですっきりするという人いませんか?
これは実はあまりよくない事なんです( ノД`)
これは「疲労のマスキング」と言って疲労があっても運動や何かをやり遂げたという達成感や楽しさで脳疲労という現象を一時的に隠してしまう人間特有のシステムなんです(笑)
人間の脳は発達しすぎたため、本能的な部分より理性的な部分の方が優位に働いてしまうと共に脳内麻薬などによりかき消してしまうのです!!!
つまり、いくら疲れていても褒められたり、喜ばれたり、達成感があると疲れが感じなくなりますよね??それは疲れを感じとるセンサーが効かなくなるという恐ろしい事なんです(>_<)
<div>過労死なんてよく耳にしますがそれが正しく疲労のマスキングなんです!!気づかないうちに~なんてことは多々あるため後の祭となってしまいますm(__)m</div>
 
脳疲労の予兆としては「飽きる」といった現象がまさにこれに当てはまります!!なので飽きてきたら少し休むことも脳疲労の予防になりますのでぜひ日常に取り入れてみて下さい!!